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6月11日の第6回公開講義は、講師に十和田市現代美術館館長の四方幸子氏をお迎えし、「水をめぐって ~水脈から創造脈へ」と題して開催しました。
四方氏は、エコゾフィー(エコロジー+フィロソフィー)という世界観を基盤にアートを介して人間や人間以外の存在を含めた自然・精神・社会のエコロジーを長年探究されています。今回は、地球上のあらゆるものや現象を「情報のフロー(流れ)」ととらえる視点から、なかでも重視されている「水」をめぐって、横断的なリサーチやご活動、や青森とご自身とのつながりをお話いただきました。
後半では、関わられた国際芸術センター(ACAC)での展示や十和田の水(奥入瀬渓流、ブナの樹幹流、三本木原開拓)などにまつわるお話を展開していただき、青森の水が持つ力を認識した講義でした。