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別科助産専攻の教育方法の特徴

1 青森県における数少ない助産師養成1年課程

別科助産専攻は、看護学部での看護師・保健師に続き、安心して地域で子どもを産み育てることができる助産師の育成を目指し、平成30年4月に開設しました。令和4年3月に4期生を輩出し、青森県の助産活動・周産期医療の現場を中心に活躍しています。
本専攻では、すべての人を慈しみ、助産学の課題に創造的に取り組むとともに、安全で質の高い助産実践力を身につけ、地域社会において助産活動の充実発展を牽引できる自己研鑽力を備えた助産師の育成を教育目的としています。
別科助産専攻

2 少人数教育の実施

少人数教育の実施

定員5名の少人数教育で、きめ細やかな指導が行える体制を整えています。

3 地域で活躍している専門家による実践に密着した多様な授業内容

青森県内で先進的周産期医療に従事している産科医及び母性同 専門看護師、開業助産所の助産師等の協力も得て、授業を展開しています。

4 教育環境の充実

別科助産専攻専用の講義室と実習室を整備 しています。最新の機器やモデル人形を導入し、実地に則したシミュレーション教育を受けることができます。図書館には専門図書が充実しており、集中して助産学を学ぶことができる教育環境を整えています。

別科講義室

別科講義室

実習室

実習室

特色のある講義

仲間と協同しながら臨床推論能力を高める、シミュレーション教育

ハイリスク妊産褥婦が増加している現状から、助産師には、正常からの逸脱を予測し、以上を早期発見する「臨床推論能力」が求められます。本専攻では、妊婦が外来で頭痛や出血を訴えた事例や分娩進行が停滞している事例など、実施の場面を想定して、系統的病歴聴取や状況に応じた助産ケアを学習します。
授業では、学生たちが互いに協力的な関係を築き、ディスカッションを重ねながら知識と技術を取得できるよう協同教育の技法を活用し、実地に即した多彩なシミュレーション教育を実施しています。

家庭訪問シミュレーション

家庭訪問シミュレーション

母親の心身を支えるケアを通して、助産ケアのやりがいを実感

助産診断技術実習では、アロマセラピーの基本と褥婦のバックアップを学習しました。
実習では、授乳の疲労感を訴える褥婦に対してバックケアを実施し、「身体がすごく楽になった。良く眠れた。気持ちが軽くなった。」とご好評をいただきました。母親を心身ともに支え、より信頼関係を深めることができたこの経験から、助産ケアのやりがいを実感し、とても嬉しく思いました。

三上莉歩(五所川原市立高等看護学院卒業)

三上莉歩(五所川原市立高等看護学院卒業)

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