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助産学
妊婦の運動 妊娠期の運動指導 更年期世代の運動 助産師として病院勤務し、妊娠期の運動を実践
妊娠中のマイナートラブルを訴えるに妊婦は多く、妊娠期のマイナートラブルやストレス対策として妊娠中の運動の重要性に対する研究が報告され、専攻研究で明らかなっている。
本専攻の学生も助産学実習において、対象の妊産褥婦から運動についての保健指導を求められる場面が多い。
我が国において臨床での実践能力は、助産実践能力習熟度段階(クリニカルラダー:CLoCMIP®)でレベル別に到達すべき能力を明示し、助産師の実践能力を保証している。
このクリニカルラダーにおける運動指導の実践は、修了時には「支援をうけながら、助産師外来においてケアができる」にあることが求められ、これはクリニカルラダーのレベルⅡに相当する。そのためには、助産学生としての到達目標としては「自立してできる」レベルが求められる。しかし、運動について学生が学ぶ機会は少なく、自立してできるレベルまで到達出来ない現状である。
また、長年助産師として勤務していても、運動指導ができる助産師は多くはない。
そこで、助産学生と現役助産師活動をしている助産師へ運動指導の講習会を実践し、その効果を検証することを目的としてる。