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2025年3月15日、「クアウォーキングを支えようサークル」メンバーが、青森市にある小牧野遺跡周辺でスノーシューウォーキングの講習会に参加しました。
青森平野を一望できる標高80〜160メートルの舌状台地上に広がり、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界遺産にも登録されている小牧野遺跡は、冬季の間、2メートル近い積雪に覆われますが、その上をスノーシューでウォーキングすることができます。
久々のサークル活動となったメンバーは、小牧野遺跡保護センター内で、まず、けがをしないよう入念にウォーミングアップを行い、専任ガイドからスノーシューウォーキングの注意点や、ガイドサポートを行う上でのポイントについて講習を受けました。
スノーシューを付けたメンバーは、ウォーキングのフォームや運動強度を意識しながら八甲田山西麓一面に広がる雪原を歩き、「小牧野の森・どんぐりの家」を目指しました。
途中、ウサギやテンなどの野生動物の足跡も見つけました。また、雪崩救助の必需品・プローブ(ゾンデ)を使用して確認したところ、積雪180cmの位置に立っていることが分かりました。
「小牧野の森・どんぐりの家」では、縄文の学び舎・小牧野館の竹中館長より、約4000年前に作られたというストーンサークル(環状列石)や、それらを作り上げた縄文時代の人々の知恵、生活など、遺跡にまつわる興味深い講話を聴くことができました。
雪下のストーンサークルに想いを馳せて、メンバーも“環状撮影”
観光客だけでなく、地元の方々にもぜひスノーシューウォーキングで冬の自然を満喫して欲しいです!