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経営法学部の楠山大暁ゼミ(専門演習Ⅱ)3年生は、2024年11月13日、青森県動物愛護センターを訪問し、ゼミ活動を行いました。
楠山ゼミでは、介護政策など高齢者問題を研究しています。今回の訪問は高齢者問題を動物愛護の観点から考えてみることを目的としています。
近年は、多頭飼育崩壊など、様々な事情で動物が動物愛護センターに保護されます。このような問題の原因を根本までさかのぼって考えると、高齢の飼い主が死亡したり、病気になって飼えなくなったりしても、ペットを引き取ってくれる近しい親族が近辺にいないことなどに端を発していることが分かります。つまり、人口減少・少子高齢社会にひそむ根深い問題がペットのような動物にまでおよんでいるのです。
センターの役割や青森県の現状、地域課題等について説明する獣医師の藤本さん
学生たちは、動物愛護センターで獣医師をつとめる担当者から青森県の動物愛護に関する取り組みの説明を受けるとともに、施設を見学して、保護されている動物と触れ合って見識を深めました。