検索
2024年11月9日、「花田ミキの生涯から考える命と暮らし」をテーマに、公開講座を開催しました。
本講座は、青森県の保健・看護の礎を築いた花田ミキ氏の生涯を描いた「じょっぱり 看護の人 花田ミキ」の映画をとおして、命と暮らしを守ることの大切さを改めて考える機会としたものです。
こちらの作品には、本学2024年度アンバサダーの王林さんもメインキャストの1人として出演されています。
多くの地域の方や保健医療福祉の現場で活動されている専門職の方々に受講していただいたと共に、本学看護学部の学生も参加しました。
映画上映後、映画プロデューサーの鎌倉幸子氏から、この作品に込められた五十嵐匠監督の命と平和に対する思いが紹介されたほか、制作現場のエピソードからも、出演者はじめ作品に関わった多くの方々が伝えたかったメッセージを紹介してくださいました。
また、鎌倉氏と青森県内で活動する現職の保健師との対談も行われました。
現職のお二人からは、保健師として花田ミキさんから受け取ったタスキを繋いでいく決意と共に、「大切な命と暮らしを守るために、地域の皆さんも一緒に考え、活動していきましょう」とのメッセージが贈られました。
会場では、青森県保健師自主学習会Step1による「聴かせて 映画の感想/伝えたい 青森県の保健師の歴史」コーナーも設けられました。
映画の感想やメッセージカードがたくさん寄せられ、「花田ミキさんの樹」がたわわに実りました。