検索

投稿日:2022.09.09

【経営法学部】「日本職業教育学会 北海道・東北地区部会(第2回)」が開催されました

2022年8月27日、本部棟041教室で「日本職業教育学会 北海道・東北地区部会(第2回)」が開催され、6つの報告が行われました。

北海道・東北地区部会の様子

本学からは、経営法学部講師の姜尚民先生が「青森県地域におけるりんごクラスターの持続可能性に関する研究:GVCの観点から検討」について報告しました。

姜先生は青森県のりんごクラスター事例を通して、持続可能性をグローバルバリューチェーンの観点から検討しました。同県には『あおもりりんご』という経済価値のある地域ブランドがあるにもかかわらず、りんご作経営者は高齢化や人材不足、後継者問題、収益性の低迷などの問題を抱えていることを踏まえ、グローバルバリューチェーンの参入によってアップグレーディングの必要性を報告しました。

とくに、後継者問題については新規参入者ではなく、りんご作経営者に重点をおいた政策立案者への示唆を強調しました。後半は参加者と、どのようにして、その活動を担う人材を開発・育成すればよいのかについて議論しました。

また、本学の大学院生と、経営法学部生も報告しました。

北海道・東北地区部会の様子

大学院生のNGUYEN THU PHUONGさんは「ベトナム銀行業のOver Head Ratioの改善可能性 ー投入産出志向型DEAモデルの応用ー」について報告。経営法学部生のLIEW WEI PINGさん(4年)と、TENG YU ZHEさん(3年)は「ワーキングプアが犯罪に与える影響 ークロスカントリーデータによる実証研究ー」について、そして、鷲尾星香さん(4年)と、田澤涼音さん(4年)は「青森県の「漁師カード」の効果・課題について」を報告しました。

日本職業教育学会ホームページはこちら


Instagram

ページ上部に戻る