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2025年12月19日、看護(医療)分野への進学を考えている高校生が、看護師の仕事内容や学びについて、講義や大学生との座談会、キャンパスツアーを通して学ぶ、高大連携事業「看護職と学びに関する理解促進プログラム」が行われました。
今回参加したのは、青森中央高校の1・2年生9名と、看護学部のサポート学生3名です。
高校生はあらかじめ提示された事前課題に取り組んだうえで、本日の講義に臨みました。
はじめに看護学部の山田基矢講師による「看護職を目指すあなたへ」と題した看護ガイダンスを行い、続いて別科助産専攻の丸山夏弥助教から「『助産師』とは?!―女性の一生に向き合う看護職を知ろう―」と題し、助産師についての説明と、人形を使用して赤ちゃんが安心する抱っこの方法を実践しました。
次に、「いろんな場所で活躍する看護職 看護師に求められる『ちから』とは?」と題して山田講師による模擬授業を行い、高校生から届いた事前課題の回答を共有し、看護師の役割や業務、働く場所や仕事内容の違い等について理解を深め、看護師に必要な『ちから』について考えていただきました。
また、グループに分かれて大学生と座談会を行いました。
今回対応した3名の学生は青森中央高校の卒業生であることから、高校生との共通話題も多く、大学での学習や生活についての質問の他に、高校時代の話題でも盛り上がりました。その後、キャンパスツアーでグループごとに学内を見学して歩き、「入学したら楽しく先生方や仲間と過ごしていけると思った」との感想をいただきました。
高校生からは、看護職について「患者さんの『普通の生活』を取り戻す手助けができる、とてもやりがいのある職業」「患者さんを看護するだけではなく自分の体、心も大切にしていかなければならない」といった学びの回答をいただきました。
また、助産師についての紹介では「妊娠中や出産時のサポートだけでなく、出産後の赤ちゃんのケアや育児指導、さらに思春期や更年期の相談など、女性の生涯全般を支えてくれるプロ」「(赤ちゃん人形で抱っこを実践して)抱き方一つで赤ちゃんが安心することを実感した」と、職業への理解が深まった様子でした。