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投稿日:2025.12.05

看護学部の学生が人生の終末について考える「人生会議」を行いました

看護学部1年生の後学期科目「エンドオブライフ・ケア論」(選択科目)最終授業で、特別養護老人ホーム三思園がアドバンスケアプランニング(ACP)の一環として取り組んでいる「どせばいい?カード」を使った「人生会議」を行いました。

「エンドオブライフ・ケア論」では、さまざまな苦痛を緩和して人生の最期を穏やかに迎えることを支援するために、基本的概念の理解と、その実践に関する知識・方法論を学びます。

学生は、これまでの学修内容を振り返り、人生会議のカードゲームに臨みました。各グループのファシリテーターは、三思園の職員さんたちです。

「どせばいい?カード」には、自分の希望を選ぶ一人称カードと、大切な相手のことを考えて選ぶ二人称カードがあります。人生会議1回目は一人称カードで自分の理想とする最期を選び、2回目には二人称カードで自分の大切な人にしてあげたいことを選び、なぜそのカードを選んだのかを発表しました。

人生会議カードゲーム終了後は、三思園の阿部一樹施設長による施設でのエンドオブライフ・ケアを紹介し、最期のお食事「お食い締め」と施設葬の動画を視聴しました。

また今回、職員さんと一緒にファシリテーターとして参加した、三思園でアルバイトをしている看護学部の学生にも、三思園の現場で働くことについて話を伺いました。


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