検索
2025年11月8日、クアウォーキングを支えようサークルのメンバー4名が、あおもりクアガイド協会員とともに「酸ヶ湯温泉×クアウォーカー」のフィールドワークに参加しました。
「クアウォーカー」とは、日本クアオルト研究所が提唱する「クアオルト健康ウォーキングでメンタルとフィジカルのコンデイションを整える術を身に付け、人生をデザインする」という新たなアプローチです。
午前は、日本クアオルト研究所代表の大城孝幸氏を講師に、クアオルト健康ウォーキングの有効性や新たなエビデンス、また、全国自治体の活用例などから「歩く×科学×地域」の新しい健康文化について学びました。
午後は、酸ヶ湯温泉営業企画室・内本匡史氏のガイドにより、「酸ヶ湯温泉周辺散策コース」でフィールドワークを行いました。
酸ヶ湯は古くから知られる湯治場であり、県内外から多くの湯治客が訪れます。
温泉旅館周辺の散策コースには、高山植物園をはじめ、強酸性の温泉が湧きだす「地獄沼」、温泉蒸気で体を温められるポイントなど、高原のコースならではの魅力がたくさんあります。前日の雪が残る幻想的な風景の中、学生たちは自然を満喫しながら新たに出会ったコースでのウォーキングを楽しみました。
今回のフィールドワークでは、体感青森の魅力発信のトライアルとして、クアガイドから「ウォーキング×青森ねぶた囃子」のサプライズも披露されました。学生も手振り鉦で参加です。
多くの研究者の方々が「歩行療法に適した環境」と太鼓判を押す酸ヶ湯温泉。浅虫温泉に続く青森の新たなクアオルト健康ウォーキングの認定コースとして、誕生が期待されます。
今回、学生がクアウォーカーとして、酸ヶ湯の森の「歩く処方箋」で心と体を整える体験ができました。
今後も学生ならではの視点を生かし、青森の魅力をさらに盛り込んだウォーキングコースの提案を目指します。