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栄養、芸術、運動の複合的プログラムによる認知症予防教室「脳活いきいきプログラム」の今年度第7回を、2025年8月9日、アピオあおもりで開催しました。
今回は、第2回、第4回に続いて、特別養護老人ホーム勝田三思園の機能訓練指導員、木村光先生による「コグニサイズ」です。
運動と認知トレーニングを組み合わせたコグニサイズは、認知症を予防したり、発症を遅らせたりする目的で、国立長寿医療研究センターによって開発されました。脳活いきいきプログラムの参加者の皆さんには、すっかりお馴染みです。
木村先生の指示や音楽に合わせて、次々に軽やかに課題をこなしていきます。
椅子に腰かけた状態で、足踏みをしながら数字を声に出します。3の倍数だったり4の倍数だったり、小さな数字からだったり大きな数字からだったり。徐々に難しい課題を連続で展開していくことで、脳の活動を活発にします。
身体と脳が活性化したところで、次は、同じく足踏みをしながら「あんたがたどこさ」を歌い、「さ」のタイミングで手を叩く、というミッションが課されました。時に間違えても脳が活性化されるので、気にせずどんどん続けます。
グループに分かれて足踏みをしながらしりとりをしたり、歌謡曲に合わせて大きな声で歌いながら手足の運動をしたり、心拍数が上がりすぎないよう運動強度にも気を付けて、休憩を入れながら木村先生が考えた体操を90分行いました。
今回は、本学看護学部の学生も参加して、一緒にプログラムを経験しました。笑い声の絶えない、明るく楽しい回となりました。