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投稿日:2024.10.22

大学生による移住促進に向けた体験プログラム 平内町×青森中央学院大学を実施しました(小関一史ゼミ)

経営法学部・小関一史ゼミは、2024年9月13日から14日にかけて、平内町で「大学生による移住促進に向けた体験プログラム」を実施しました。
このプログラムは、平内町への移住を検討している方や、町の暮らしに興味のある方々を対象に、平内町の魅力を実際に体感してもらうことを目的としています。
今回の取り組みでは、小関ゼミの1年生と有志が主体となり、企画から運営までを手掛け、地域の未来を考るために地域の魅力を知る一歩を踏み出しました。

プログラムの一環として、まず体験者募集ポスターの作成が行われました。
学生たちは各自デザインを考案し、ゼミ内での学生投票によって最も優れた案が選ばれました。
そのポスターは平内町の移住促進サイトや、東京都内のアンテナショップなどで掲示され、広く告知されました。

さらに、実際のプログラムに向けては、学生たちが地元の食材を使用した食事メニューを考案。
青森中央短期大学の調理実習室で練習を重ね、夕食や朝食の提供に備えました。

1日目の夕食では、日本一の養殖ホタテを誇る「ホタテの町」平内町らしく、ホタテをメインにしたバーベキューを企画しました。
地元で朝に採れた新鮮なホタテを使用し、参加者がその場で焼いて楽しむスタイルは大好評でした。

さらに、朝食には地元の食材をふんだんに使った郷土料理と洋食の2種類のメニューを用意し、ゲストが選べる形で提供しました。
これにより、参加者は平内町ならではの食文化を存分に堪能することができました。

また、農業体験としては、株式会社マルサンファーム様の協力のもと、稲刈り体験を実施しました。
平内町の豊かな農業を間近に感じることができるこの体験は、ゲストにとって特別な思い出となりました。

そして、2日目には、平内町特産の朝どりホタテを提供する「ホタテ活御膳」の名店へ案内し、地元の新鮮な味覚を楽しんでいただきました。

自然体験プログラムも充実しており、特に早朝サイクリングやシーカヤック体験が好評でした。早朝の澄んだ空気の中、夏泊半島を望む美しい風景を眺めながらのサイクリングは、心身ともにリフレッシュできるひとときとなりました。

シーカヤックでは、八戸市に拠点を持つRIVERRUNS様の協力をいただき、夏泊半島の西岸に位置する茂浦漁港から出発しました。
ガイドブックには載っていない柱状節理を発見するなど、海から見る平内町の自然を存分に楽しむことができました。

この2日間にわたる体験プログラムを通じて、参加者は平内町の農業、食材、そして自然の豊かさを肌で感じることができました。地域の未来を支える若者たちの熱意が込められた今回のプログラムは、単なる観光ではなく、移住を見据えた深い体験となり、参加者にも大変好評をいただきました。

また、このプログラムでは、学生が平内町役場職員や農業事業者、アウトドアインストラクターとの調整や会話から、社会人として求められる接遇や働くことの実施を知る機会を兼ねて実施しています。


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