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投稿日:2024.07.22

保健師教育課程3年生が「地区踏査のまとめ報告会」を開催しました

2024年7月17日、看護学部・保健師教育課程3年生が、青森市妙見地区・問屋町地区をフィールドとした地区踏査のまとめ報告会を生協さくら病院の研修室をお借りして開催しました。
本学保健師教育課程では、妙見地区を管轄する青森市南地域包括支援センターの指導をいただきながら、3年次から地域に出向く実習を通して「看護の対象としての“地域”を見る視点」を育てています。

前学期の実習では、グループごとに住宅地図を頼りに妙見地区を地区踏査し、地域の環境や特徴、暮らしに必要な施設や社会資源等を把握したり、商店や企業、町会長の方々にインタビューし、地域の特徴などを教えていただきます。

地区踏査とインタビューによって、小さな住宅地図は大きな妙見地区マップに生まれ変わり、そこには妙見地区の魅力や地域が持つ強みの発見など、多くの学びの足跡がありました。
参加者の皆さんへ、実習を通して学んだ妙見地区について地区マップで報告させていただきました。

また、開始までの間、参加者の皆さんへ血圧測定などの健康チェックを行い、普段の健康状態を把握してもらう機会となりました。

妙見地区の皆さんも報告会に毎年参加して、発表について多くのご助言をくださいます。
町会長の方々から、地区をより深い視点で観察し、 “安全・安心に暮らすことができる地域づくり”に向けた提案をしていたと評していただき、今後の町会活動に活かしていきたいという前向きな感想をいただきました。
地区の皆さんとともに、住民全体で取り組む住みよいまちづくりの現状や課題についての活発な意見交換ができ、さらに学生の学びの視点が広がる機会となりました。

これからも妙見地区をはじめとした大学周辺地域とのつながりを大切にし、地域の皆さんとの交流からたくさん学ばせていただきたいと思います。


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