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看護学部1年生が「エンドオブライフ・ケア論」の授業で、「どせばいい。」カードを使って「終末期における自分の人生のあり方」について考えました。
「どせばいい」とは、津軽弁で「どうしたらいい?」という意味です。
このカードは、特別養護老人ホーム「三思園」(青森市)の職員により、もともと標準語のカードをこの地域で馴染みのある津軽弁にアレンジして制作したものです。
カードの一枚一枚には、自分が人生の最期を迎えるときにどうしたいかが津軽弁で書かれています。
ゲームは各チーム5人程度で行い、ファシリテーターが配ったカードから、自分の人生最期の希望が書かれたカードを順に選択していきます。
グループのファシリテーターとして、三思園の職員の方と看護学部教員にお手伝いいただきました。
親しみやすい津軽弁で書かれた最期の希望をそれぞれ選んだ学生たちは、最終的に自分の手元に残った3枚のカードについて意見を出し合い、死の迎え方の個人的な違いや、それを援助する看護師の役割等について考えました。