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2020年12月18日、看護学部・保健師教育課程3年生が、青森市妙見地区をメインフィールドとした地域の支援実習について、実習の学びの報告会を開催しました。
本学保健師教育課程では、妙見地区を管轄する青森市南地域包括支援センターの指導をいただきながら、3年次から地域に出向く実習を通して「看護の対象としての“地域”を見る視点」を育てています。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、例年実施している毎戸訪問や認知症caféでの健康教育を通じた地域の皆さんとの交流ができませんでした。しかし、感染症対策をしっかり講じた上で、実際に妙見地区に足を運んで地区踏査を実施し、玄関先で数名の方に妙見地区の特徴や日々の生活の様子などを尋ねることができました。
学生達が日頃活用している小さな住宅地図は大きな妙見地区マップに生まれ変わり、そこには妙見地区の魅力や地域が持つ強みの発見など、多くの学びの足跡がありました。
その他、学園祭での健康相談・健康チェック実習を通じ、個人から家族、集団、地域に視点を広げる保健師活動の大切さが報告されていました。