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2023年7月19日、看護学部3年生の講義「老年看護援助論Ⅱ」に、NPO法人青森音楽療法研究会の佐々木純子先生をゲストティーチャーとしてお迎えし、「音楽療法の実際 MUSIC THERAPY」と題して、音楽療法の基礎的知識を学び、体験しました。
佐々木先生は日頃、地域の小学生から高齢者までを対象に様々な分野の音楽療法を実践し、音楽療法講座や音楽での介護予防・認知症予防講座などの講師を務めています。
はじめに基本的な知識として、音楽療法とはどのようなものか、専門職としての音楽療法士について、音楽療法の進め方等について学びました。
そして、音楽に合わせて体を動かし、声を出し、プラスチックカップを踏んだ音を感じてみる、といった音楽療法の現場で実践している活動をいくつか紹介いただきました。また、トーンチャイムという楽器でコミュニケーションをとり、その効果を体験しました。
楽器の扱いにも慣れてきたところで、全員でトーンチャイムやハンドベルを使って、楽曲「365日の紙飛行機」を合奏しました。
いろいろな音楽療法を紹介いただき実践した後、高齢者における音楽療法について、緩和ケアや認知症ケア・予防の観点からご講義いただきました。
看護師として音楽療法や音楽活動に関わること、音楽で寄り添いつながることについて学びました。