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経済学課題研究Ⅰ
アジア地域への農産物の海外輸出と6次産業化に関する実証的研究
日本の農産物貿易は、近年のグローバル市場の変化や消費者ニーズの多様化に大きく影響を受けています。これまでアジア地域における主要な貿易相手国としては中国や韓国が中心でしたが、近年では台湾、香港、シンガポールなど、購買力が高く、安全性や品質を重視する市場への輸出拡大が重要な課題となっています。とくにこれらの地域では日本産農産物に対する信頼性やブランド価値が高く評価されており、地方産品の海外展開による地域経済活性化の可能性にも注目が集まっています。
そのため、研究では、アジア市場における消費者ニーズや市場動向を実証的に分析し、果樹を中心とした日本産農産物の海外輸出戦略について研究を進めています。具体的には、台湾市場を対象としたアンケート調査や統計データ分析を通じて、消費者が果物購入時に重視する安全性、甘さ、外観、価格などの要因を分析し、日本産果樹の競争優位性や市場可能性を検討しています。また、国際貿易理論や地域政策の視点も取り入れながら、農産物輸出が地域振興や地方創生にどのように寄与し得るのかについても研究を行っています。
また、農産物輸出のみならず、文化資源による地域ブランド形成にも関心を持ち、地域経済の持続的発展に向けた実践的な研究を目指しています。
https://researchmap.jp/takashi-ichikawa
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