検索
郷土の歴史・産業・文化等について学生と地域の方々が共に学ぶ公開連続講義「暮らしと地域」。
2025年6月4日の第5回公開講義は、講師に八戸歴史研究会会長・安藤昌益資料館館長の三浦忠司氏をお迎えし、「北奥八戸藩の海運と全国展開」と題して開催しました。
八戸藩の誕生と領地、湊と接する城下町の特徴から、八戸湊の発展が東廻り航路や江戸航路の整備と結び付いているお話をいただきました。
八戸藩から江戸に向けた藩の廻船で、大豆(醤油の原料)や魚油(庶民の灯油)、鉄などが運ばれ、藩の財政が良好に推移したこともご紹介いただきました。八戸藩発展の歴史的背景を知ることができた公開講義でした。