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グリーン・ツーリズムとは、農林漁村で、自然、文化、人々の交流を楽しむ滞在型の余暇活動で、県外や海外から県内を訪れた人々との交流を通じて、交流人口が増えることでの地域活性化、あるいは農山漁村へ新たな副収入をもたらす活動でもあります。
2007年、青森中央学院大学大学院に在籍する台湾からの留学生が、豊かな自然に恵まれ、農業県である青森県はグリーン・ツーリズムに取り組み、地域の活性化と農家の副収入向上を目的とするため、台湾から教育旅行生を誘致する事業を提案しました。
また、青森中央学院大学は、2004年から留学生に青森県の農林水産業・文化・観光等を研修を通じて学んでもらい、将来母国に戻っても青森県を応援してくれる人材を養成する「青森サポーター事業」を行っていました。
そして、2007年10月にアジアからの教育旅行生や観光客を農家民泊・体験に誘致するグリーン・ツーリズム事業をスタートすべく、アジアからの観光客誘致推進協議会が設立され、青森サポーター事業で研修した留学生が農家に宿泊し通訳等のサポートをすることになりました。
設立当時は、十和田農業体験連絡協議会(十和田市)とあおもりくらしの総合研究所(事務局)と青森中央学院大学の三者でスタートしましたが、後に達者村ホームステイ連絡協議会(南部町)、(株)グリーンファーム農家蔵(平川市)、くろいし・ふるさと・りんご村(黒石市)、七戸町かだれ田舎体験協議会(七戸町)、弘前里山ツーリズム(弘前市)が加わり、オブザーバーに青森県農林水産部構造政策課と農協観光青森支店をお迎えし、現在に至っています。
2017年には、アジアからの観光客誘致推進協議会設立10周年を迎え、これまでの誘致を振り返りながら今後の誘致拡大を目指す「青森県グリーン・ツーリズム国際フォーラム」を開催しました。青森県知事による県全体の報告やアジア各国から来青したパネラー、青森中央学院大学、受入農家によるパネルディスカッションを行いました。
グリーン・ツーリズム
アジアからの観光客誘致推進協議会
観光客誘致推進協議会の会員
メンバーによるパネルディスカッション
海外の教育旅行生、観光客が農家民泊する時あるいは海外の教育旅行生が日本の学校と交流会をする時に、語学サポーターとして登録している留学生の中から選抜し、農家や生徒との橋渡し役として派遣