青森中央学院大学

2025年度近代日本音楽史セミナーを開催しました

2025（令和7）年10月19日に近代日本音楽史セミナー「唱歌とわたしたちー尋常小学唱歌と国民的幻想を考えるー」を東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパスにて開催いたしました。
本セミナーは青森中央学院大学学長裁量経費支援事業として実施したものです。
当日は東京近郊だけではなく、鹿児島、熊本、博多、奈良、京都、仙台、北海道など、全国各地から多数ご参加いただき、100名を予定していた会場はほぼ満席となりました。前半の研究報告と後半の演奏に続く質疑応答の際には、会場から多数の質問が寄せられ、聴講者も参加する形で、和やかな雰囲気のうちに無事終了しました。

また当日の会場には、鈴木啓孝先生による本セミナーの第一報告と関連する内容として、熊本大学五高記念館で2023年9月28日から10月30日にかけて開催された企画展示「国策の《歌》をともにうたう〜唱歌・五高・挑戦〜」の展示パネルも再掲されました。

唱歌をめぐる研究と演奏とのコラボレーションを図る実験的試みでしたが、ご来場いただきました皆様に心から御礼申し上げます。また全国から問い合わせをいただきましたので、当日の動画を公開いたします。

1 唱歌とわたしたちー尋常小学唱歌と国民的幻想を考えるー　「総論・愛唱歌の背景にあるもの」北原かな子（1/5）

2 唱歌とわたしたちー尋常小学唱歌と国民的幻想を考えるー「尋常小学唱歌誕生とその時代」鈴木啓孝（2/5）

3 唱歌とわたしたちー尋常小学唱歌と国民的幻想を考えるー「戦後に尋常小学唱歌はどう歌われたのか？」河西秀哉（3/5）

4 唱歌とわたしたちー尋常小学唱歌と国民的幻想を考えるー「耳で味わう尋常小学唱歌の戦前・戦後」（4/5）ソプラノ中丸知美・バリトン成瀬当正・ピアノ広瀬宣行

5 唱歌とわたしたちー尋常小学唱歌と国民的幻想を考えるー「質疑応答」（5/5） 司会・坂元勇仁　北原かな子・鈴木啓孝・河西秀哉

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