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山本俊ゼミの経営法学部4年生 NGUYEN THI NGOC ANHさんと卒業生のNGUYEN THI MINH QUYさんが統計データ分析コンペティションに論文を投稿し、統計データ活用奨励賞に選出されました。
2024年12月11日に授賞式が開かれ、NGUYEN THI NGOC ANHさんが出席しました。
論文題目:金融資産購入経験の要因分析-金融教育、損失回避傾向、Digital Capability Indexに注目して-
この論文では、人々の金融資産の購入経験が、金融教育を受けた経験そのものではなく、金融に関する知識の深さや判断力の高さによって決定される可能性を示すとともに、デジタル機器の利用可能性の高さによっても決定される可能性を示しています。
また、この論文では、都道府県単位で集計されているデータの強みを明示し、それを十分に活用しようとしていることが特徴と言えます。
論文は月刊誌『統計』の2025年6月号に掲載されます。
本文や論文審査会のコメントは以下のリンクからご覧になれます。
https://www.nstac.go.jp/sys/files/sites/3/2024U4-katsuyo.pdf
2人が応募した統計データ分析コンペティションでは、予め定められたデータ等を分析した論文を募集し、アイデアや解析力を競い合うことを通じて、統計リテラシーの向上を図るもので、総務省統計局などの共催によって実施されています。
受賞の感想を4年生のNGUYEN THI NGOC ANH さんに聞いてみました。
『統計活用奨励賞を受賞できたことを、大変光栄に思うと同時に、心から感謝しています。データの力を活かし、実社会に役立つ示唆を導き出すことを目指した分析が評価され、とても嬉しく思います。今回の受賞を励みに、さらに技術を磨き、実践に活かしていきたいと思います。また、主催者の皆様、支えてくださった方々に心より感謝申し上げます。」