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2021年6月12日、青森中央学院大学国際交流センター主催「避難訓練ロールプレイング」が行われ、青森明の星中学・高等学校の高校生が参加しました。
日本は多くの自然災害の経験から、子どもの頃から地域や学校で避難訓練などの防災教育を受けています。しかし、もし日本人が、日本以外の国で自然災害に遭遇したらどうなるでしょう。
日本にいるように落ち着いて災害に立ち向かい、無事に帰国することができるでしょうか。
今回のロールプレイングは本学キャンパスをベトナムと仮想し、「日本人がベトナムで洪水災害に遭ったら」という設定のもと行われました。青森中央学院大学の日本人学生と留学生が企画・運営を行い、タイ・ベトナム・マレーシアの留学生が仮想ベトナムを再現するため協力しました。
高校生は自分たちの身を守る方法や対応について英語で質問していました。
ロールプレイング終了後の振り返りでは、参加した高校生から「自分自身を守ることを学ぶだけではなく、他人を守ることも学んだ」「外国人として災害から避難することの難しさを感じた」「防災意識を高めるきっかけとなった」という意見のほか、「街中に避難場所を知らせる看板が少ないことに気が付いた」というような、私たちの住む青森の状況を考える意見も出されました。
今回はSDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」への挑戦も目的のひとつです。
災害時、外国人を含むすべての住民の命をみんなで守る地域づくりが青森でもさらに加速することを応援しています。