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2024年7月25日、経営法学部2年のレ ティ タイン ヒエンさん(ベトナム出身)が弘前大学の授業「言語学の世界-初めての日本語教育①」(笹森圭子先生)にゲストスピーカーとして招かれました。
「マイノリティを体験してもらう」ために、ヒエンさんは、いきなりベトナム語で小学生レベルの算数の授業を始めました。
これには、「日本語がわからず不安なまま授業が進められていく『外国にルーツを持つ子ども』の気持ちがわかった」などの感想が寄せられました。
続いてヒエンさんは、日本語学習者として、また、日本に住むマイノリティとして、漢字や敬語の習得の難しさ、挨拶の「また今度」を誤解したこと、様々な生活習慣の違い、地震を初めて経験した時のことなどについて話し、「外国の方から見た日本の生活には、また違った見方があることに気付かされた」などとコメントをもらいました。
また、ヒエンさんの流暢な日本語や困難を乗り越えてきたことに対し、「ここまで話せるようになるまでの、ものすごい努力の積み重ねを感じた」「ひたむきに学び続ける姿勢を尊敬する」などのコメントもいただきました。
同じ大学生として刺激を与え合う、よい機会となったようです。ヒエンさん、これからも頑張ってください。