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山本俊ゼミの経営法学部3年生 平澤未羽さん、鈴木陽翔さん、木村美穂さん、白川杏南さん、NGUYEN THI MINH QUYさんの論文が統計データ分析コンペティションにて審査員奨励賞を受賞しました。
この論文では、2014年から2018年までの47都道府県別データを基にしたパネル分析と呼ばれる方法により、子ども・子育て支援に手厚い政策を実施している都道府県ほど、合計特殊出生率が高まっているかどうかを検証しています。そこでは、特に、政策が県民に認知され、出生に至るまでの時間的な遅れを取り入れるなどの工夫を加えており、子ども・子育て支援に手厚い政策を実施している都道府県ほど、合計特殊出生率が高まっていると主張しています。
統計データ分析コンペティションに挑戦してみた感想や論文執筆で大変だったことなどを代表の平澤未羽さんに聞きました。
「今回のコンペティションへの挑戦では、これまでゼミナールや大学の課外講座で学んできたデータ分析方法を生かせたこと、そして審査員奨励賞を頂けたことを嬉しく思っています。論文執筆は全体的に大変でしたが、特に、先行研究を探すこと、理解すること、メンバー相互で説明し合うことに時間を使いすぎてしまい、後半は時間との戦いになってしまったことが反省点です。また挑戦する機会があれば、時間管理を徹底し、より良い論文を執筆したいと思います。アドバイスを下さったゼミの先輩や先生にも感謝したいです」
平澤さんら5名が挑戦した統計データ分析コンペティションは、予め定められたデータセットに基づいた統計分析のアイデアと技術を競うもので、総務省統計局などが共催しているものです。