准教授：楠奥繁則

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准教授：楠奥繁則

准教授楠奥　繁則

研究・専門領域

経営組織　農業経営　モチベーション　マネジメント　人的資源管理

主な担当科目

経営組織論
経営学入門B
経営管理論
経営人事論
人間関係とリーダーシップ（看護学部）

高校生向け探究学習関連キーワード

農業の6次産業化　農業経営　後継者不足　意欲（モチベーション）

主な研究テーマ・実務経験

6次産業化によって農業での所得を向上させた農家の行動特性研究

内容

年々、日本の農家が減少しています。これは、特に青森県のように農業に支えられている地域では深刻な問題です。この問題の解決策の1つが農業所得の向上で、「農業の6次産業化」（以下、6次化）はその向上の鍵となっています。6次化とは、農家が生産した農作物、例えば、生産したリンゴを（第1次産業）、農家自らがシードル（リンゴ酒）に加工し、そのシードルを道の駅等で流通・販売（第3次産業）もすることです（第1次×第2次×第3次＝6次化）。しかし、6次化事業に取組む者は40万軒以上存在し、また、イオン株式会社やカゴメ株式会社等も取組んでいます。では、このような既存業者の強い圧力を受ける業界で、農家はどのようにして6次化事業を通じて、農業所得を向上させればよいのでしょうか？その解明のために、私は6次化を通じて農業の所得を向上させている農家に共通する行動特性（例えば、どのようにして顧客視点で加工品を開発しているのか？）を研究しています。