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【看護学部】2019年度 第1回「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を(2019/08/17)開催しました

2019年8月17日、青森中央学院大学2号館において、「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催しました。

今回のプログラム「人体解剖学を活用して安全な注射の場所を探してみよう!」には、医療・看護分野に関心を持つ高校生21人が参加しました。

安全な注射を行うには、身体のつくりやかたちを学ぶ人体解剖学の知識が不可欠です。看護学部の三國裕子教授が、自身の科研費研究をもとに、科学的根拠に基づいた安全な注射部位の選び方や、人間の身体の個別性、神秘性、科学のおもしろさを高校生に伝えました。

はじめに、弘前学院大学看護学部の千葉正司客員教授による講義「人体解剖学の歴史と奥深さに触れる」が行われ、大学の講義さながらの専門的解説に、高校生は緊張した面持ちで聞き入っていました。

続いて、三國教授が「適切な注射の場所はどのように決まるのか」と題した講義で、肘窩(肘の反対側、腕の内側の浅いくぼみ)における安全な静脈注射部位の選定に解剖学の研究から明らかになったこと、静脈の走行タイプは一人一人異なり8種類あることを解明したことなどを説明しました。三國教授は、医療事故を防ぐことを目的のひとつとして、この研究を進めています。

○三國教授による講義

講義に続き、実習が行われました。まず、静脈可視化装置を利用して自分の静脈走行を観察し、8種類のタイプのうちどれに該当するか確認しました。そして、看護学部生のアシスタントのもと、発泡スチロールの腕模型に3Dペンで立体的な静脈走行をなぞり、この世で1つだけの自分の静脈モデルを完成させました。

○静脈可視化装置を腕に照射し、静脈走行を観察

○3Dペンで自分の静脈走行モデルを作成

それぞれの静脈モデルを互いに観察し、さらに超音波装置で血管の映像を確認することで、人によって異なることに驚きの声が上がりました。

○超音波装置で頸動脈の画像を観察

講義で得た知識や静脈モデルの観察をもとに、安全に注射を行うにはどの場所が適切かを、高校生はグループごとに話し合い、発表しました。

○どこに注射をするのが安全か、グループで議論

○注射部位と選定根拠を発表

各グループとも、根拠をもって注射部位を選定し、鋭い着眼点に三國教授も驚いていました。

これを受けて三國教授から、科研費研究から導き出された「安全な注射部位」が発表されました。どのように注射の場所が決まるのか、講義と実習により理解を深めることができました。

○看護学部学生による採血の実演

最後に、修了式で、三國教授から高校生一人一人に修了証書「未来博士号」が授与され、プログラムの全日程を終了しました。

参加した高校生たちは、それぞれに知的好奇心を刺激された様子で、「科研費や解剖学など新しい発見があり、楽しみながら学習できた」「医療系の職に就きたいとの思いが強くなった」と話していました。また、大学生や大学教員との交流を通じて、学生生活のイメージが具体的になり、進路選択の参考になったとの声も多く上がっていました。

○全員で記念撮影

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