「特別な日常服」をコンセプトにものづくりを続け、青森県立美術館のユニフォームも手がけるデザイナーの皆川明さんが設立したブランド・ミナ ペルホネンの大規模展覧会が青森県立美術館で開催されます。
【ミナ ペルホネン/皆川明 つづく】
開催概要・詳細 ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく | 青森県立美術館
© Yoshihiko Ueda
―展覧会の見どころ―
・1995年に皆川明さんが立ち上げ、「特別な日常服」をコンセプトにものづくりを続け、青森県立美術館のユニフォームも手がけるミナ ペルホネンの過去最大規模の展覧会です。
・2019年に東京都現代美術館で14万人以上が来場、以降、兵庫県立美術館、福岡市美術館と続き、東北・北海道では初開催となります。
・生地や衣服のみならず、インテリア、食器等のプロダクトやデザインの原画、映像、印刷物、皆川明さんの挿絵などミナ ペルホネンの創作の全貌を紹介する大規模な展覧会。通常の企画展示スペースに加え、エントランスギャラリーや美術館前の広場にも関連作品が展示されます。
・会場構成は弘前れんが倉庫美術館を手がけた建築家・田根剛さんが担当。青森県立美術館の空間がまた新しい表情を見せてくれます。
・グラフィック・デザインはアートディレクターの葛西薫さんが担当。
・皆川明さん原案、建築家・中村好文さん設計による新たな「宿」のプロトタイプを会場内に展示します。
・現代美術家・藤井光さんがミナ ペルホネンの世界を取り下ろした映像作品を上映します。
・初公開。美術館前広場に皆川明さんがデザインした屋外作品[遊具](製作:ジャクエツ)が設置されます。
“life puzzle” 2019
photo: Hua Wang
―特設ショップ―
本展会期中、ミナ ペルホネンのグッズや洋服を取り扱う特設ショップを開設します。
―展覧会公式カタログ―
展覧会公式カタログは、東京展の会場写真を収録して、展示の空気そのままにお届けします。また、青森県立美術館のユニフォームにも使用されている”choucho”柄の限定カバーが青森会場から登場する他、各種限定カバーも販売します。
限定カバー”choucho” 通常版カバー
―関連イベント―
「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」青森会場の開催を記念して、下記関連イベントが開催されます。
〇皆川明公開制作(7月13日、14日実施済)
〇ワークショップ「自分でつくる 自分だけの柄」〈要予約〉(8月20日)
〇トークショー:ミナ ペルホネンのはじまりとこれから〈参加無料〉〈要予約〉(8月21日)
上記以外の新しいイベント情報は、青森県立美術館の展覧会ホームページ、及び特設サイトでご確認ください。
皆様、この機会に是非青森県立美術館に足をお運びください。