教員紹介 加藤澄

教授 加藤 澄 Sumi Kato
専門領域・研究テーマ
言語学
サイコセラピーにおける言語機能分析・選択体系機能言語学[Systemic Functional Linguistics]・コーパス言語学
略歴
学習院大学経済学部中退
日本女子大学文学部卒業
Troy State University 大学院経営学修士課程修了
東北大学大学院国際文化研究科言語機能論講座博士課程 後期3年の課程修了
弘前大学大学院医学研究科附属 子どものこころの発達研究センター 客員研究員
(Autism Diagnostic Observation Schedule (ADOS-2): 臨床及びリサーチ用の両資格取得)
研究業績
(2003年~)
●著書
2016.『サイコセラピー臨床言語論‐言語研究の方法論と臨床家の言語トレーニングのために』(単著)東京:明石書店.
2016.「テクスト分析の中で対人的資源を考える」『機能言語学による日本語モダリティ』(共著)東京:くろしお出版.
2014.「グローバル・コミュニケーションのスタンダード化vs.言語文化の保持」『点描-変わりゆく現代社会』(分担執筆) 東京:ぎょうせい
2010. 「記号モードで解析するサイコセラピー」『家族にしのびよる非行・犯罪-その現実と心理援助』家族心理学年報第28号(分担執筆) 東京: 金子書房.
2009. 『サイコセラピー面接テクスト分析―サリヴァンの面接記録に基づいて』 序文:中井久夫 (単著)東京: ひつじ書房.
2009. 『現代社会のグローカル視点』(共著) 東京: ぎょうせい.
2008. 『グローバル化時代を生きる世代間交流』 (単訳) 東京: 明石書店.
2006. 『サイコドラマ-集団精神療法とアクションメソッドの原点』(共訳) 東京: 白揚社.
●その他
2004. 「サリヴァンの面接言語論とその背景を成すもの」 『言語』Vol.33・No.3 東京:大修館書店.
●論文
2017. 「自閉症スペクトラム障害者の物語絵本のナラティブから検証する認知的共感の欠損」(単著)『機能言語学研究』第9号. (印刷中)
2015. “What does linguistics contribute to the research in clinical psychology and/or psychiatry?” Proceedings of the 17th Annual Conference of the Pragmatics Society of Japan. Vol.12. 339-346.
2015. 「感情評価語彙-文法資源の変化特定が示す個体発生としての言語発達‐心理療法へ適用して‐」(単著)『機能言語学研究』第8号.161-182
2015. 「SFLシステムネットワークによる日本語モダリティの再構築」(単著)『国際社会文化研究所紀要17号』123-143
2013. 「クライエントの過程構成のマッピングより得られる変化測定尺度としての起動者性-心理療法を基に」『機能言語学研究』第7号.
2013. 「評価言語より解析する家族療法面接における対人関係性構築のメカニズム:量的分析」(単著) 家族心理学研究第27巻第1号
2012. 「評価言語より解析する家族療法面接における対人関係性構築のメカニズム:質的分析」(単著) 家族心理学研究第26巻第2号
2011.「「なる」視点より「する」視点への変換プロセスの解析―サイコセラピーにおけるクライエントの変化―」(単著)『機能言語学研究』第6号.
2010. 「臨床言語論としてのSullivan遺産継承の試み」(単著)『治療の聲』第11巻1号 東京:星和書店.
2010. 「サイコセラピーの面接テクストの修辞構造分析より得られる実証研究としての可能性」(単著)『青森中央学院大学研究紀要第14号』83-96.
2009. 「語彙的意味の共有度より導かれる治療アプローチの違いとサイコセラピーにおけるテクスト性の捉え方」 『機能言語学研究』第5号.
2009. 「2人称主語を持つ心理過程節と緩和表現としてのモダリティー―サイコセラピーにおける不安喚起の語彙-文法資源として」 『比較文化研究』No. 86.
2009. 「問題の同定過程と名詞化がもたらす意味生成上の変化」 『青森中央学院大学研究紀要』第12号
2008. “Identification of Speech Patterns of Sullivan’s Psychiatric Interview-Local Analysis” 『青森中央学院大学研究紀要』第10号-
2008.3月 “The Function of the Repetition in Psychotherapy-Based on Sullivan’s Interview Sessions.” 『比較文化研究』No.80.
2008. 「サイコセラピーにおけるメンタル・スペース導入表現としての投射心理過程の機能」 『日本語用論学会第10回大会発表論文集(Proceedings)』第3号.
2007. “A Study of Meaning between a Psychiatrist and his Patients -Based on the Transcribed Psychiatric Sessions by Harry Stack Sullivan.” 東北大学大学院博士論文.
2007. 「サイコセラピーにおけるクライアントの洞察と談話の結束性との連関」 『日本機能言語学会第14回秋期大会プロシーディングス(proceedings)』第1号.
2007. 「精神療法における心理文と不安喚起との連関とその緩和表現」 『日本語用論学会第8回大会発表論文集(Proceedings)』第2号.
2007. “Identification of Speech Patterns of Sullivan’s Language Use -Global analysis”『青森中央学院大学研究紀要』第9号.
2007. “Lexicogrammatical Resources for Problem Externalization in Psychotherapy -focusing on Relational Process and Agency-” 『比較文化研究』No.76.
2006. “The Development of a Generic Schematic Structure for Sullivan’s Psychiatric Interview.” 『東北大学国際文化研究』第13号.175-191.
2006. “Functions of Lexicogrammatical Resources of Sullivan’s Psychiatric Interview -Focusing on Relational Process and Agency.” 『青森中央学院大学研究紀要』第8号.
2006. “The Functions of Lexicogrammatical Resources of Sullivan’s Psychiatric Interview - Focusing on Nominalization.” 『比較文化研究』No.72.
2005. “Identification of the Pragmatic Patterns of Sullivan’s Language Use in His Psychiatric Interview Sessions-Part 1.” 『比較文化研究』No.69.
2005. “Identification of the Linguistic Patterns of Sullivan’s Language Use in His Psychiatric Interview Sessions.” 『青森中央学院大学研究紀要』第7号.
2005. 「神療法面接における治療同盟検索基準としての結束性と発話機能強度との相関性について」 『東北大学国際文化研究』第11号.
2004. “Adaptation of Exchange Structure Mapping to Psychotherapy Research.” 『比較文化研究』No.64
2004. “Clinical Possibilities of Cohesive Harmony Mapping Captured in Psychotherapy Interaction.” 『青森中央学院大学研究紀要』第6号.
2004. 「精神療法面接におけるMental Space Builderとしての投射とその療法上の機能-Sullivanの面接記録に基づいて」 『東北大学国際文化研究』第10号.
2003. 「精神療法面接のRST分析における修正点に関する考察」 『比較文化研究』No.62.
2003. 「精神療法におけるメンタル・スペースの捉え方とその療法上の機能」 『比較文化研究』No. 61.
2003. 「精神療法におけるexchange構造のAbortionの捉え方とその対処の仕Sullivanのケース報告に基づいて」 『青森中央学院大学研究紀要』第5号.
●学会発表
2016. 「現代日本語モダリティの定義と分類基準について―選択体系機能理論を中心とした意味論的考察とモダリティ概念の再検討」日本機能言語学会2015年度春期ワークショップ発表
2014. "What does linguistics contribute to research in clinical psychology a nd/or psychiatry?" Symposium of the 17th Annual Conference of the Pragmatics Society of Japan: Speaker:Topic"Clinical Discourse: What kind of contribution linguistic pragmatics can do to the stu dies of interaction in clinical and medical fields?".
2012. 「TCMからJTCMへの改訂版の開発と日本語心理療法への応用性」(単著) 日本心理臨床学会第31回秋季大会
2012. 「言語機能分析と質的分析による心理療法のプロセス・効果研究-感情を表出する語彙‐表現の言語学的分析と臨床心理学的分析-」(共著) 日本心理臨床学会第31回秋季大会
2012. 「TCMからJTCMへの改訂版の開発と家族療法への応用性」(単著) 家族心理学学会第29回大会
2009. "Anxiety Arousal and its Mitigation at the Lexicogrammatical Level." the Society for Psychotherapy Research (SPR) 第7回ボルザノ、ヨーロッパ支部大会口頭発表.
2008. “Anxiety arousal and its mitigation in psychotherapy interaction from the perspective of territory of information: lexicogrammatical analysis." the Society for Psychotherapy Research (SPR) 第39回バルセロナ国際大会口頭発表.
2007. 「サイコセラピーにおけるメンタル・スペース導入表現としての投射心理過程の機能」日本語用論学会第10回学会大会口頭発表.
2007. “Patterns of Language in an Interpersonal Interview-Focusing on Problem Agency.” 日本機能言語学会第15回秋期学会大会口頭発表.
2007. “Evaluation: Attitudinal Coloring ?Based on the Interview Transcription by Sullivan.” the Society for Interpersonal Theory and Research (SITAR) 第10回ウィスコンシン、マジソン国際大会ポスター発表.
2007. “Face Threatening Acts, Anxiety Arousal and Mitigation in Psychotherapy Interaction: A Pragmatic Analysis.” Panel paper presented to the Society for Psychotherapy Research (SPR)第38回ウィスコンシン、マジソン国際大会口頭発表.
2006. 「精神療法における心理文と不安喚起との連関とその緩和表現」日本語用論学会第9回学会大会口頭発表.
2006. “Does the Cohesion Correlate with the Insight Gained by Clients in Psychotherapy?”日本機能言語学会第14回秋期学会大会口頭発表.
2006. “Harry Stack Sullivan, His Significance in Our Time-Listening to Sullivan.” Open Discussion Moderator. Society for Psychotherapy Research(SPR) 第37回エジンバラ国際大会公開討論会議長.
2006. “The Functions of Grammar in Psychiatric Interviews: What linguistics Can Tell Us about Sullivan’s Psychotherapeutic Technique.” Society for Psychotherapy Research(SPR) 第37回エジンバラ国際大会口頭発表.
2005. 「サリヴァンの精神療法における面接言語パターンの特定」 日本機能言語学会第13回秋期学会大会口頭発表.
2005. “Micro Processes in Therapeutic Dialogue: How Do Patient and Therapist Do the Work of Therapy. ” Society for Psychotherapy Research(SPR) 36回モントリオール国際大会口頭発表.
2004. 「精神療法面接における治療同盟検索基準としての結束性の捉え方」日本語用論学会第7回大会口頭発表.
2004. “Therapeutic Alliance as an Interactional Accomplishment: a Multi-method Investigation of the patient/Therapist Interaction in a Brief Psychodynamic Therapy.” Society for Psychotherapy Research(SPR), 35回ローマ国際大会口頭発表
2003. 「精神療法面接Exchange構造におけるAbortionと先行発話との連関?Sullivanの面接記録に基づいて」日本語用論学会第6回大会ワークショップ発表口頭発表.
2003. 「精神療法面接におけるMental Space Builder としての投射とその療法上の機能」機能言語学会第11回秋期大会口頭発表.
競争的資金
文部科学省科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽)研究期間:2017年-2019年 研究代表者 研究課題: 自閉症スペクトラム障害の言語指導プロトコル作成と指導モニター・データベースの構築 (6,240千円)
文部科学省科学研究費補助金 基盤研究C(言語学)研究期間:2015年-2017年 研究分担者 研究課題: 機能文法による日本語モダリティ研究 (2,210千円)
龍谷大学国際社会文化研究所研究プロジェクト 研究期間:2015年―2016年 研究分担者 研究課題:「日英語の叙法構造研究」(1,000千円)
龍谷大学国際社会文化研究所研究出版助成 「機能文法の枠組みによる日本語モダリティ研究」(くろしお出版)2016年3月出版予定
青森学術文化振興財団2015年度出版助成「サイコセラピー臨床言語論」(明石書店)(1,000千円)
文部科学省科学研究費補助金 基盤研究B(言語学) 研究期間:2014年-2017年 研究代表者 研究課題:発達障害の言語行動モニター・ コーパスの構築と診断補助ガイドラインの作成 (12,350千円)
文部科学省科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究(臨床心理学) 研究期間:2014年-2016年 研究代表者 研究課題:統合失調症の言語行動モ ニター・コーパスの構築と診断補助ガイドラインの作成 (3,510千円)
文部科学省科学研究費補助金 基盤研究C(言語学) 研究期間:2014年-2017年 研究分担者 研究課題:対象年齢別日英ストーリーコーパスによる問題解決過程の定式化と談話分析モデルの構築(4,290千円)
龍谷大学国際社会文化研究所研究プロジェクト 研究期間:2012年―2013年 研究分担者研究課題:機能文法の枠組みによる日本語モダリティ研究(1,000千円)
文部科学省科学研究費補助金 基盤研究C(言語学) 研究期間:2011年-2013年 研究分担者 研究課題:対象年齢別言語マッピング・モニターコーパスの構築と実践的応用(4,160千円)
文部科学省科学研究費補助金 基盤研究C(臨床心理学) 研究期間:2011年-2013年 研究分担者 研究課題:言語機能分析を用いた心理療法の効果研究(5,200千円)
日本心理臨床学会研究助成金 研究期間:2010年10月~2011年9月 研究分担者 研究課題:言語機能分析と質的分析による心理療法のプロセス・効果研究(1,000千円)
青森県学術文化振興会より出版助成金2008年 「サイコセラピー面接テクスト分析」(1,500千円)
所属学会
Society for Psychotherapy Research(SPR)、日本機能言語学会、日本語用論学会、
日本心理臨床学会、計量国語学会、日本児童青年精神医学会
社会活動
「北狄」同人 2001 青森文芸協会賞,
2001 富士正晴全国同人雑誌コンクール第2位・特別賞
ゆきのまち幻想文学賞入選
裁判所民事・家事調停員
主な担当科目
英語
その他
文芸著書
2001. 「ポートランド発24便」 『花びら餅』 所収(ゆきのまち幻想文学賞小品集) 企画集団プリズム
2002. 「赤と緑の間」 『ガラスの救援投手』所収. 北狄社
2004. 「ローマ風虚無の癒され方」 『雄さんの納豆料理』所収. 北狄社
2008. 「魅惑の丘 B&B」 『光る道』所収. 北狄社

戻 る