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【看護学部】平成30年度 第2回 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~を開催しました

2019年1月26日、青森中央学院大学2号館において、青森中央学院大学と独立行政法人日本学術振興会(JSPS)の主催で「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催しました。

「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは、大学で「科研費(科学研究費助成事業)」により行われている最先端の研究成果に、若い世代に直に触れてもらい、科学のおもしろさを感じてもらおうという試みです。

 

今回のプログラム「発掘人骨を鑑定してみよう~骨から広がる古病理の世界~」は、8月の「人体解剖学を活用して適切な注射の場所を探してみよう!」(実施代表者:三國裕子看護学部准教授)に続いて今年度2回目の実施です。

実施代表者の藤澤珠織看護学部専任講師による科研費研究の成果をもとに、人骨鑑定の体験を通して、「人間とは何か」を探究する学問「人類学」の一端に触れ、基礎研究の重要性への気付きにつなげていくことを目的としています。

医療・看護分野や遺跡、文化、歴史などに関心を持つ県内の高校生10人が参加しました。

午前は、人骨の基本的理解を目的として、まず「人骨研究に必要な人体解剖生理学~骨学を中心に~」と題した講義が行われました。藤澤講師の科研費研究は、遺跡から発掘された人骨に見える指標から当時の人たちが置かれている社会状況や環境を検証し解明することを目的のひとつとしており、その意義や成果が分かりやすく説明されました。

続く演習「人骨スケッチ:形、穴、出っ張りの意味を考えよう」では、骨格模型から各自好きな骨を選び、講義の知識を踏まえてスケッチをしました。その後、「その骨は何か」「なぜそのような形をしているのか」「なぜそこに孔が開いているのか」「なぜ表面に突出部位があるのか」など、グループワーク形式で推理し、発表してもらいました。ここでは、肉眼観察の内容を詳細に示し言語化につなげることを企図しています。

高校生たちは、大学の授業さながらの講義に多少緊張した面持ちでしたが、演習では、参加者および本学看護学部の学生や教員と一緒に、思い思いに意見を述べ合い、楽しくグループワークを進めていました。

○藤澤講師による講義の様子

お昼休憩を挟み、午後は、「人骨鑑定の方法」と題した講義で基本的な分析手法の知識を学んだ後、演習「発掘人骨を観察し、古病理学的鑑定をしよう」で、いよいよ本物の発掘人骨を観察し、骨の主がどんな人で、どんな生き方をし、どんな死に方をしたのか、鑑定を行いました。

○本学看護学部の学生と一緒に人骨を鑑定する高校生

高校生たちは、骨格模型や人骨の観察、鑑定体験を通して、科研費により行われている基礎研究の楽しさと重要性を体感した様子でした。また、医療・看護分野の大学で実際に行われている授業の雰囲気を体験し、進路選択の参考になったとの声も聞かれました。

最後に、修了式で、藤澤講師から高校生一人一人に修了証書「未来博士号」が授与され、プログラムが終了しました。参加、協力してくださった皆さま、ありがとうございました。

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