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【経営法学部】女子学生の取材レポート「まわし読み新聞をやってみよう!!」

経営法学部女子学生の取材レポート「まわし読み新聞をやってみよう!!」ご覧ください。

 

若者と大人の壁を取っ払え!
みんなと仲良くなれる新たな対話のカタチ「まわしよみ新聞」を知っているか?

キンコンカンコーン

 

はじめまして!ライターのタカダハルナです。
わたしはいま、青森県六戸町にある七百中学校にお邪魔しています。というのも、これからこの場所に「中学生、議員、大学生」という異色なメンツが集まり、”とある交流会”を行うのだとか!

 

その名も「まわしよみ新聞」。
みなさんはこの名前を耳にしたことがありますか?

まわしよみ新聞は、2012年に大阪の観光家・陸奥賢(むつ さとし)さんによって考案され、
・これまで約120ヶ所で行われたことがある
・いつでも、どこでも、だれでも出来る
・他者を知るコミュニケーションツールになる

 

とのこと。(http://www.mawashiyomishinbun.info/about/
今回は、七百中学3年生50名、六戸町議会の議員12名、青森中央学院大学生10名の計72名が参加するそうです。なんだか楽しい交流会になりそうですね!

 

 

■気になる、面白い記事を選んでみよう!

ザワザワ…

 

 

タカダ「全員席に着いた!中学生、議員さん、大学生がそれぞれバラバラになるように12個のグループへ分かれたみたい」

 

佐藤先生「タカダさん、今日はよろしくお願いします」

お話を伺ったのは、青森中央学院大学で行政学や政治学を研究してる佐藤淳(さとう あつし)先生。今回の交流会では、佐藤先生が司会進行を務めます。

 

 

タカダ「よろしくおねがいします!さっそくですけど、まわしよみ新聞って何なんですか?どうやってやるんですか?」

 

佐藤先生「まあまあ、落ち着いてください。とても簡単にできるので、まわしよみ新聞はいろんな場所で行われているんですよ」

 

タカダ「へえ~」

 

佐藤先生「まわしよみ新聞の公式ホームページには、大阪や福島、さらに韓国など約120ヶ所で行われたとか。ここ六戸では去年もやりましたよ

 

タカダ「か、海外でも!?」

 

佐藤先生「とりあえずやってみましょうか」

 

タカダ「ぜひぜひ!どんな楽しいことをするんだろう。わくわく」

今回の取材に協力してくれるのは、普段全く新聞を読まないという七百中学3年生の3人と、六戸議員の苫米地さん(写真右奥)、大学生の赤平くん(写真左奥)

 

 

佐藤先生「まずは、新聞を読みます

 

タカダ「…それだけですか?」

 

佐藤先生「今日は青森県の地元紙『東奥日報』『デーリー東北』の2紙を準備したので、それを15分かけてじっくり読んでもらいます」

 

タカダ「もしや、優雅にかっこよく新聞を読む練習とか!?」

 

佐藤先生「いやいや、普通に読んでもらって構わないですよ。ただ、気になる、面白いと思う記事を探しながら読むのがポイント

 

タカダ「ふむふむ」

 

佐藤先生「新聞には社会面やスポーツ面などがありますけど、今回の『気になる記事』は、広告、コラム、天気予報など何でもオッケーですよ」

 

タカダ「えええ?でもそれだと、活字が苦手な子も気軽に記事探しできるかも…」

 

佐藤先生「そう。どんな記事を選ぶのかではなく、まずは新聞と触れ合ってもらうことが大切なんです

 

タカダ「なるほど~」

 

 

■「ようかん」が会話のきっかけに

テーブルの上に準備されていたものは、新聞、大きな白の模造紙、色とりどりのマジックペン、ハサミ、セロハンテープ、そして…お花

 

 

タカダ「みんな読み終わったみたいです!」

 

佐藤先生「それでは、気になった記事をそれぞれハサミで切り抜いて、グループのみんなに紹介してもらいましょう」

 

タカダ「だからハサミが準備されてたのか…どんな記事を選んだのか気になる!!!」

シーーーン

 

 

タカダ「あ、あら…みんな緊張してるみたい」

 

佐藤先生「大丈夫ですよ。見ていてくださいね…目の前の君は、どんな記事を選んだの?」

「ぼく、ようかん好きなんです」

 

黒ニンニクと六戸産のナガイモが加えられた「ようかん」が発売されたという記事を選んだのは、早狩くん。

 

タカダ「中学生なのに、ようかんという渋いチョイス!めちゃくちゃいいね!!!」

 

早狩くん「パッと目についちゃったので、これにしました」

「それどんな味なんだろうね~」

 

「気になりますよね。たくさん記事がある中から、これを選ぶの面白い」

 

「早狩は甘いもの好きだもんな~」

 

「そうなのか!ようかんのどんなところが好きなの?」

 

 

タカダ「どんな記事を選んだのか聞いただけで、めちゃくちゃ会話弾んでる!!!!さっきまで静かだったのに」

 

佐藤先生「新聞は相手と対話するきっかけになるんですよ

 

タカダ「なるほど~」

「わたしは、自宅の近くで強盗が出た記事を選びました。みんなにも知ってもらいたくて」

 

「えー、そうなの?家の近くだと怖いよね~」

 

タカダ「それぞれが紹介している記事に、みんな興味津々ですね」

 

佐藤先生「自分が関心を持っていること以外のものに興味が湧いたり、ほかの人の考えていることを理解しようとしたり。まわしよみ新聞にはこんな効果があるんです」

 

タカダ「自分の考えを相手に伝える練習にもなりそう~。まわしよみ新聞って凄い」

 

 

■みんなで力を合わせて壁新聞を作っていたら…

まわしよみ新聞を始める前には、みんなでストレッチと深呼吸をしました

 

タカダ「グループの雰囲気が和んだところで、次は何をするんですか?」

 

佐藤先生「切り抜いた記事を大きな模造紙に貼り合わせて、ひとつの壁新聞を作ってもらいます

 

タカダ「なるほど!それがゴールですね」

 

佐藤先生「そのためには、全体を指揮する編集長が必要なんです。今回はぜひ中学生にやってもらいたいなと」

 

タカダ「タイトルやトップ記事、レイアウトなんかも決めないといけないですもんね」

「早狩くんが良いんじゃない?」「うんうん」

 

 

早狩くん「わかった!編集長やるよ」

 

タカダ「すんなり決まった!すごい!!」

 

早狩くん「じゃあまず、タイトル決めましょう」

「編集長の苗字から、『早狩新聞』とかどう?」

 

「いいですね!わたし書くよ……あ!!!!!

 

タカダ「どうしたどうした」

 

佐藤先生「役割分担もスムーズに進んでいましたけどね」

「早狩『親聞(おやぶん)』になっちゃった(笑)」

 

 

タカダ「っっぶ!!!!」

 

佐藤先生「去年も、新を『親』と間違えていたグループがありました(笑)」

 

タカダ「あるあるなんですか(笑)。早狩親聞ってネーミング最高」

「は、恥ずかしいけど、気を取り直して頑張りましょう」

 

みんな「「オー!!」」

 

タカダ「よっ!編集長!いいぞ~!」

 

佐藤先生「グループの団結力も増してきたみたいですね

「トップ記事はやっぱり、いちばん盛り上がったようかんかな?」

 

「スポーツでまとめてもいいかも!」

 

タカダ「どんどん意見が出てますね!中学生、議員、大学生っていう異色なメンツだなって思ってたけど、すごく良いグループになってる…」

 

佐藤先生「普段話をしない大人と若者の『対話のきっかけ』として、まわしよみ新聞はとても良い手段だと思いますよ

 

タカダ「たしかに、これならあまり緊張せずに大人と話すことができますね」

 

 

■おわりに

誰とでも簡単に楽しくできる「まわしよみ新聞」。

 

新聞さえあればどこでもできますし、なによりも議員さんと普通に会話ができちゃっている中学生にびっくりしました。最終的には、グループとしてしっかりまとまっていましたよ。

 

さらに交流会を終えた学生から、「今日は自分の知らないことをたくさん知れた」「自分たちの世代でも読める記事が新聞にあると知ったので、これから読んでいきたい」と120点満点の感想が。

 

新聞を読むきっかけ、大人との距離を縮めるきっかけとして、どんどん「まわしよみ新聞」を活用していってほしいですね!

 

今回はとにかく、参加したみなさんが楽しそうで良かったです。最後に一つだけ言わせてください。

まわしよみ新聞、わたしも一緒にやりたかったな…

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